WWDCでiOS5発表とMobileMeの無料化を発表

>WWDCではOSX Lion、iOS5、iCloudを中心に発表されたが、
engadgetで詳しく語られているから情報量では全くかなわないので、
SIMフリーiPhoneをDocomo回線で使っている人用に役に立つ情報をまとめてみた。


1.MobileMeの無料化

こりゃデカイ。今まで年1万も払わなければなかったが、
Appleが「PCをデジタルハブにするっていったけど止めだ!俺達がハブになるぜ!」
って大幅な方針転換を行ったので、無料になった。
そのためにデータセンターまで作ったので、気合の入れ方が半端ない。
おかげでiPhone用pushメールである@me.comが無料で使えることに。
わざわざGmailやimotenを使わなくても済む。
ますますSIMフリーiPhoneの敷居が低くなった。

2.Notification Center

Push機能がイマイチだったiOSだが、
iOS5になってかなりのバージョンアップ。

@me.comもPushするとはいえ、
ロック画面を見てもメールが来たかは確認できず、
受信音に頼るか、いちいちロックを解除するしかなかった。

だがNotification Centerの導入によって、
ロック画面でのメールの受信が通知され、
ホーム画面に移動しなくてもシームレスにアプリケーションに移動できる。

※画像はengadgetからお借りしました。

ゲームなどの他のアプリケーションを使っている最中でも通知される。
脱獄アプリであるMobileNotifierの作者をアップルが引っこ抜ぬいて
作らせたと言われているアップル肝いりの機能。

受信したときに画面の上部に現れ、時間が経てば消える。
この動画は脱獄アプリMobileNotifierのものだが、
イメージは掴めると思う。

3.PC free
今まではPCに接続しなければOSのアップデートができなかったが、
これでiPhoneのみでできるようになる。
アップデートもレジューム出来るので、
一気に全部ダウンロードしなくても大丈夫。

これはDocomo回線でかなりアドバンテージが得られるね。
パケット規制はあるものの、それほど厳しくないし、
回線も早いのでかなり使える機能になるとおもう。
SoftBankは脆弱な回線なのですぐに規制されるから、
WiFi以外での使い方はできなそう。
PCに接続しなくてもiPhone単体であらゆることができるようになるね。
これで携帯端末として独立することになる。
バックアップはiCloudでAppleのデータセンターでバックアップできる。
クラウドはどれだけネット回線が太いかで便利かダメかが決まるので、
今回のクラウド化はdocomo回線での恩恵は大きそう。
WiFiだけなら場所が限られるしね。

今回はハードの発表はなかったが、
Appleはソフトウェアのバージョンアップだけでなく、
クラウド化に向けて大型データセンターを作り、
ソフトウェア、音楽、書類、あらゆるものを一元管理し、
どのデバイスを使っても自分のデータを呼び出すことが出来るようにする。

ハード依存からの脱却へ。
今回のWWDCでハードの発表がなかったのは、
そのためだったのかもしれないと思える基調講演でした。

ジョブズは相変わらず痩せてた。
大丈夫かなぁ。長生きしてくれ。

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