おいおいDocomo・・・。悲惨すぎるやろ・・・。

ドコモ、スマホ新製品を初日に販売停止 通話やネット使えず苦情殺到
Docomo・・・。
Xi前哨戦でこれかい・・・。
気の毒すぎる。
しかし、なぜ糞端末のレグザを出し続けるのか。

大企業病

開発は富士通東芝モバイルコミュニケーションズという会社だが、東芝自体は携帯端末事業から撤退。
株式のすべてを富士通に売却している。
なので今は富士通の連結子会社。

結局、何でもかんでも搭載しようとしてバグ取りが思いっきり失敗する典型例。
プログラマとDocomoの担当者は相当なデスマーチをしただろうけど、結果、これ。

担当者は鬱になってもおかしくない。

経営陣自体、こういう携帯を作ろう!ついてこい!っていうビジョンがないの。
だって、本社から異動してきた腰掛け役員だもん。
だから、自分のキャリアを傷つけないための無難な行動しかしない。

無難な行動っていうのは、何でもかんでもぶち込んだごった煮みたいな端末を作り、数うちゃ当たるみたいなゴテゴテのゴミを創り上げること。
下のプログラマやSEがどれだけ説明しても理解しない。
同業他社の端末がワンセグ搭載した!うちも入れろ!とかね。
バッテリーのバランスとか、端末の重さとか、プログラムの追加に対する膨大なバグの発生とか、そういうのを一切考えない。
それなりの売上を上げて、さっさと本社に戻りたいだけだからね。

本社は国や大企業、都市銀行を相手にした数十億数百億の案件をこなして年間数兆の売上を上げる大企業。
それに比べりゃ携帯なんてゴミみたいなもの。
興味ないの。

そんな連中が経営陣が考えた端末が人の心を鷲掴みにするわけがない。
こういう携帯を作りたいと稟議を揚げたところで、あっさり却下。
機能が足りない。こんなものは売れない。ってことになっちゃう。

コンセプトがない

例えば、シャープのガラパゴス。
電子ブックを作る!
それまでは良い。

でも、電子ブックを売るのなら、流通機構を粉砕するまでやらなきゃならなかった。
有名な出版社を説得し、採算度外視で出版社に利益を流すことで初めて出版社も心を動かすだろうに、端末だけ提供する、というだけで終わって失敗。

やるなら会社を上げて出版社の1つや2つ買収するくらい金をかけてやればいいのに、会社の一つの製品にすぎない、程度の力しか注がないのであっさり失敗。

結局、利益を得るには既得権を粉砕しなきゃならないのにそこまではできないわけ。
本は確かに電気も使わないし、持ち運びは便利だしで優れた代物だと思うよ?
だけど、本棚を持ち歩くことはできないし、読みたいと思ったものを即座に買えるものでもない。
どうせなら、絶版の本の権利を買い集め、絶版の本が電子ブックとして買える!っていうものでも良かったと思う。
それこそいちいちある程度刷らなくて良く流通させる必要もない電子ブックの利点だと思うのだけど。

相手を潰すまでやる!
っていうところもない。
そこまでやって本社の役員に目を付けられても困るしね。

当分無理

日本でいい端末を作るのは無理。
作っているのは大手家電メーカーの一部門だから、こういう端末を作る!ついてこい!っていうAppleみたいな会社は生まれない。
無難なゴミしか作られない。

携帯電話しか作ってない!っていう会社がないし。
しかも、キャリアが仕様をガチガチに固めてるから冒険もできない。

だからこんなもんだろうね。
そういう頭だからiPhoneにDocomoのロゴつけてとか恥ずかしいことが言える。

とはいえ、モバゲーとかグリーにしこたま金払う奴もいるんだから、ビジネスモデルとしては間違ってないのかもしれないけど。
俺は死ぬほど嫌いだけどね。
そういう考え方は。

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